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現場検査(断熱)に行ってきました

中西です


富士市の新築現場にて、建築中の現場で「断熱工事」のチェックを行ってきました。
今回使用しているのは弊社標準の 裸のグラスウール。正しく施工すれば性能がしっかり発揮される、コストパフォーマンスの高いとても優秀な断熱材です。


■ まずはグラスウールの充填チェック

壁の中に隙間なく、ふんわりと“元の厚みを保ったまま”入れ込むことが大切です。
押し込みすぎても、スカスカでも性能が低下してしまうので大事な部分です。大工さんの腕が問われる部分です。



 

今回の現場もキレイに入れて頂きました。大工さんいつもありがとうございます!




■ 別張りの気密シートで性能をさらにUP

グラスウールをしっかり入れた後は、別張りの気密シートを施工していきます。※ピンクのシートです
この気密シートがあることで、室内の湿気が壁内に入りにくくなったり、隙間風を防いだりと、家の寿命や快適性に大きく関わります。

配管部分やコンセント部分は、気密テープできちんと塞ぎます。




■ コンセント周りは“気密カバー”が必須!

地味に見えて重要なのが、コンセントボックスの気密処理です。
繊維系の断熱材等で部屋内で気密をとる場合や、壁体内に湿気を入らせないために重要です。
壁の中で一番“穴”になりやすい場所なので、ここをおろそかにすると気密性能の低下、壁体内結露につながります。

↑専用カバーを設置した際の様子。

この後、断熱材を入れ、別張りシートを貼り、カバーと気密シートをテープで貼り合わせます。


断熱材を入れる部分にこういった処理を行います。

家の中などは↓このようにカバーは入れません



■ 現場で断熱・気密性能を確保することの重要性

断熱材や性能値(UA値など)は、図面上では数字で表せますが、
実際に快適な家になるかどうかは 現場での施工品質 がすべてと言っても過言ではありません。

  • 断熱材の入れ方

  • 気密シートの施工

  • コンセントや配管周りの処理

こういった“見えなくなる部分”の積み重ねが、冬暖かく・夏涼しい住まいをつくります。

断熱・気密は、家の性能を左右する大切な工程です。
これからもしっかりと確認しながら、現場の施工を丁寧に行いたいと思います。









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富士市で「高気密・高断熱・高耐震」注文住宅を設計・施工する工務店

 

■ 広栄住宅一級建築士事務所

静岡県富士市比奈493-1 

0545-34-1409

 

 

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