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富士宮市★親子おこづかい教室の講演でした

ファイナンシャルプランナー

(いつもの)中西です。

 

 

昨日は富士宮市役所にて開催された、

「夏休み親子おこづかい教室(楽しく学ぼう、お金って何?)」

で講師を担当しました。


※おこづかいはいつからあげる?は最後のほうで記載いたします。

 

 

20名を超える小学校の子供達とその保護者の皆様、沢山のご参加ありがとうございました。

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富士市はないのですが、富士宮市は夏休みの宿題で自由研究があるようで


一番早く来てくれた〇〇くん、すでにお金のことを一生懸命調べていました。

 

 

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いつもセミナーで1時間半くらい話すのですが、とっても短く、


本当は一日話せたらといつも思います。

 

男の子たちの元気な発言のおかげでにぎやかに進行出来ました。

 

家計の体験ゲームではお父さんお母さんも熱心に参加頂き、


みんな一生懸命考えて発表してくれました。

 

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今回は、お父さんお母さんが日ごろから行っている家計のやりくりを


なるべく簡単に体験して頂きたく、条件を厳しくして行いました。


それでも色んなアイデアが出て、みているこちらも楽しかったです。

 


値段は高いけど、上質で他には代えられないものがあるという体験までは


このゲームで盛り込めていないので、その部分は是非お父様、お母様でお子さんに経験させて頂ければと思います。

 


又、アンケートでもいただきましたが、


「おこづかいはいつからあげるのがよいか?」「いくらあげるのがよいか?」


という悩みがみなさん多いようです。


昨日この点は会話できなかったので、少し書いてみますね。

 

 

まず、

「おこづかいはいつからあげるのがよいか?」

 

統計やアンケートでは、足し算引き算を学ぶ小学校1年生からがよいとされていたり、


親の気持ちとして、小学校中学年や中学校からと回答される方もいらっしゃいます。


※どれも同じ親としてすごくよく分かります。

 

正解はありませんが、僕は早くても良いと思います。


大人と同じ、本物のお金を持つことでより真剣に計算したり、


モノの値段について理解し、優先順位を考える良い機会になります。

 

 

あげる時期も悩みますが、それ以上に、なんとなくもらうお小遣いではなく、


お父さんお母さんが一生懸命働いてもらっているお金だということを伝えることが大切です。

 



又、お小遣いで買うもののルールを決めることも大切です。


はじめはお菓などからはじめて↓


学校で必要な文房具は親が、特別なカワイイ文房具は自分のお小遣いから↓


洋服もお小遣いからなど、その子に合わせた条件を会話して決めていくも良いと思います。

 


又、一番難しいところが、おじいちゃんおばあちゃんがくれる臨時収入です。


せっかくお小遣いの範囲を決めても臨時収入が沢山あると意味がありません。

 


出来ればお小遣いはずっと貯めておいて、進学の際におじいちゃんおばあちゃんから


頂いたお金を使ったよといけばよいのですが、全てがそうはうまくいかないと思います。


いったんいただいて、子供にはおじいちゃんおばあちゃんからのお金は、


貯金しておくよとルールを設ける方法もあります。

 

 

「いくらあげるのがよいか?」

 

これも心配であればはじめはすこしずつ、


足りなければお小遣い帳をみながら話し合い、


なぜ足りないか?必要か?など会話して今後の方針を決めても良いと思います。


お小遣い帳をつけるのであれば、一番やってほしいのは、


その買ったものは、買ってよかったか?後で振り返ることです。

 

 

 

お小遣いの範囲で買った内容に不満があっても許してあげて下さい。


大人になっても価値観は人それぞれです。


あれ買わないほうが良かったなあという経験も必要です。

 

 

お小遣いでは買えないものを欲しい時は?

 

お手伝いをしたらいくらということで


色んな手伝いに値段を決めるケースがあります。


そのやり方も労働という点では間違いはないのですが、


僕は家族は助け合うものだと思っているので、出来る作業であれば


子供でも出来る人が手伝うものだと思います。

 

ただ、お小遣いの範囲を超えて欲しいものがあって、


理解できる内容であれば、そのためだけに特別な作業を労働とする分には良いかと思います。


でないと一緒にキャンプにいったとしても準備手伝ったらいくら?となりかねません。


↑実際にこんなケースがあるようです。さみしいです・・・・

 

 

 

最後に、お金のことはお父さんお母さんがいっぱい子供の前でしゃべったらいいと思います。

 


買い物に行っても「これいくらだとおもう?」とか「全部でいくらかな?」とか


結構子供は純粋なので考えます。

 

我が家の娘(小5)は父親から散々いろんな質問や話をされ、


物の値段の感覚がかなり正確です。


ネットの画像を見て宿の宿泊費も大体いい線で当てたり、


買い物に行っても予算内に収まるよう、奥さんの横で計算しています。


そして、父親の財布の中よりもお金を持っている・・・・。


お金はあくまで道具で、上手に管理する方法が学べればよいのです。

 

 

しっかりとお金を自分の思い通りに使うことが出来れば、


どんな状況であっても豊かに暮らしていけます。


出来ればまたどこかで子供たちに会話したいです!

 

 

改めて昨日はお越し頂いた皆様、富士宮市職員の皆様

FP協会支部長様、W様ありがとうございました。

 

 

中西 良太

 

 

 

 

 

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