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高断熱の家は暖かい?エアコンは不要?省エネ?



先日結婚してから18年目だったので、久しぶりにお花を買ってみました

花がある空間はやはり良いと思います★



中西です


こんなのと人生の半分以上を一緒にいてくれる奥様に感謝です!





今日は最近よくお客様と会話になるこの話題でいきたいと思います。

「高断熱の家だとエアコンは不要ですか?」と先日複数の方から質問頂きました。


結論からいうと、(静岡県富士市の弊社の地域の場合)夏は窓を開けても外気なのでエアコンは絶対必要です。

みなさんが聞きたいのは冬の事だとおもいますが、

各地域ごとに、断熱性能の基準があり、現時点では下記の4等級が存在します。

※等級の数が大きくなるほど断熱性能が高い


断熱等級4(省エネ義務化最低限レベル)

断熱等級5(長期優良住宅・ZEH必須レベル※2030年に義務化予定)

断熱等級6(GX志向型住宅必須レベル※弊社最低基準)

断熱等級7(現在最高基準)



HEAT20のガイドブックにも掲載がありますが、下記は冬の無暖房での最低室温の想定です。


断熱等級4(おおむね8℃を下回らない)

断熱等級5(おおむね10℃を下回らない)

断熱等級6(おおむね13℃を下回らない)

断熱等級7(おおむね15℃を下回らない)


実際には日が沢山入ってくる設計や住まい方や、LDKなどはもう少し温度が高くなります。

等級7くらいであれば上手に暮らせば冬場は無暖房でも大丈夫になるかもしれません。

ただ、やはり冬場に室温が20℃を下回ると、薄着では寒いです。



ですので、実際にエアコン(空調設備)は必要です。

そのエアコンになるべく頼らないようにするのが太陽の光を取り入れるパッシブデザインだったりします。





また、静岡県で光熱費を削減したいのであれば、断熱による電気代より、断然「給湯代」です。

断熱性能が良いから電気代が安く済みます!も注意が必要で、

家の気密性能が良くなると、エアコンが効きやすいので、電気使用量が増えるケースも家庭によってはあります。

※同じ温度に保つ設定でエアコンを使えば、高断熱の家の方が確かに省エネではあります



光熱費のシミュレーションを条件も確認せずに鵜呑みにせず、

自分たちに最適な設備の設計を新築時には行えると良いと思います。



どうしてもガスを使いたい方はなるべく省エネになる設備の選択もありますし、

太陽光発電システムを採用するのであればおひさまエコキュートとセットでもよいですし

言われるがままでなく、希望の住まい方に合わせて最適な組み合わせを検討してください。












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