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構造の社内検査

中西です

 

富士市にて建築中の現場にて、

建築基準法に基づく指定確認検査機関における構造の検査は完了しましたが、

その検査では確認されない部分の社内検査を行いました。

 

耐震性能や断熱材の充填のしやすさなど、

近年の在来工法の多くに、「すじかい」にかわりに「構造用合板」が採用されています。

※「構造用合板」は建物外周面が多く、建物内部は「すじかい」を使うケースが多いです。

 

 

構造用合板はこんな感じです(ベージュの板全部です)↓

DSC_5468

 

弊社では、壁の中に湿気が入った場合でも外に湿気が抜けやすいように

透湿抵抗の低い(湿気を通しやすい)構造用合板を採用しております。

 

※ちなみに、針葉樹など木を重ねた通常の合板だと接着剤などを含めて

湿気を通しにくい(透湿抵抗が高い)ため、壁の中の結露を発生させないためにより断熱材などの

構成に注意が必要です。結露判定という計算をします。

 

 

そして、いろんな構造用合板がありますが、

その構造用合板で決まっている施工方法がありますのでその通りに施工されていることが大切です。

 

特に打ち付ける釘の種類、ピッチや合板へのめり込みの深さです。

目視で全体を確認します。

 

DSC_5467

 

 

釘のめり込みの深さも測定器を使い確認していきます。

※弊社の場合は当該構造用合板のメーカーのマニュアルで確認します

DSC_5469

 

 

この釘は1mm未満のめり込みなのでOKです(2mmをこえた場合はクギを増し打ちします)。

 

DSC_5470

 

釘の打ち忘れは今のところありませんが、

1本忘れただけで、地震に耐える壁の倍率が変わるため大事なところです。

 

ちなみに建築基準法の指定期間はそこまで見ませんので自社での確認が大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

【編集後記】

 

日ごろからFP(ファイナンシャルプランナー)としてお金の相談も行っており、

お施主様や現場の職人さんとも投資などの会話をする機会が以前より増えてきました。

 

そこで一言、投資=いちかばちかではありません!

※投げる資と書くからいけないような気もしますが

 

リスクの許容度や目標によっても異なりますが、安全を優先させる場合は

長期にわたり、淡々と積み立てていくすごく地味~な作業です。

それ以外の投資で大きな成果を出せればそれだけで講師としてやっていけます。

 

まずは、ノーリスクで出来る家計の改善や、積立NISAやidecoイデコの活用を検討してみて下さい!

 

 

 

 

 

 

 

-安全・安心・快適が見える家づくり-

富士市で「高気密・高断熱・高耐震」注文住宅を設計・施工する工務店

 

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