2026/04/06

中西です。
本日は、構造を強くしながら、コストを抑えられる手順を解説します。
この手順で進めて頂ければ、せっかく打合せした間取りを後で変更する必要がありません。
又「耐震等級3」がとれるだけでなく、長期により長持ちする強い構造の家をコストを抑えながら実現出来ます★
◆いつ構造計算をするべきか?
結論から言うと、
構造計算は「間取りを作る段階」と同時に行うのがベストです。
構造計算によってコストを削減できるのは、
構造を熟知した建築士が、間取り作成と同時に構造を考えているケースがほとんどです。
間取りを考える際に、
- どのように構造材を組むか
- 無理のある力のかかり方になっていないか
をイメージしながら設計することで、
最終的な構造計算の段階で必要以上にごつい構造にする必要がなくなります。
◆「後から構造計算」だとどうなるか?
私が行っている「許容応力度計算」の仕事では、
- すでに間取りが確定している
- お施主様もその間取りで合意済み
- 「間取りは変えずに何とか計算してほしい」
というご依頼が非常に多いです。
しかしこの場合、
構造が考慮されていない間取りになっているケースも少なくありません。
その結果、
- 無理のある構造になる
- 過剰に大きな梁や柱が必要になる
- 木材コストが大幅に増える
といったことが起こります。


資料提供:構造塾(株式会社M’s(エムズ)構造設計)
https://www.ms-structure.co.jp/
◆最悪の場合は「計算できない」
中には、
- 柱や耐力壁の位置が不適切
- 荷重の流れが成立していない
といった理由で、
そもそも構造が成立せず、計算自体ができない間取りもあります。
この場合は、
- 柱や壁の追加
- 間取りの変更
が必要になります。
柱や壁の追加・間取りの修正が難しい場合は、
計算をお断りせざるを得ないケースもあります。
◆なぜコストが上がるのか?
「同じ大きさの家なのに、なぜコストが上がるのか?」
その原因はシンプルで、
👉 無理・無駄のある構造計画になっているからです。
構造的に厳しい間取りを無理やり成立させようとすると、
- 梁を大きくする
- 材料を増やす
- 補強を追加する
必要が出てきます。
つまりその分がすべて、
木材費としてお施主様に返ってくることになります。
さらに、そのコストは最初から見込む必要があるため、
結果として販売価格も上がってしまうのです。
ちなみに弊社では構造のルールを決めて間取りを作っている結果、
その分コストを下げた住宅のお見積りになっておりますが、
ルールなし(構造の事を考えない)になれば、提供する住宅の価格も上げざるをえません。
◆本来はコストは増えない
本来であれば、
- 同じ規模の建物
- 同じ広さの間取り
であれば、
余計なコストは発生しません。
コストが増えるのはあくまで、
👉 構造的に無理のある設計をしてしまった場合だけです。
◆構造を考えた間取りは「強くて経済的」
間取り作成の段階から構造を考えておけば、
- 無駄のない材料で済む
- コストを抑えられる
- バランスの良い構造になる
だけでなく、
👉 地震にも強く、強度に余裕のある建物になります。
◆まとめ
構造計算は、
👉 「後からやるもの」ではなく「最初から一緒に考えるもの」です。
- コストを抑えたい
- 強い家にしたい
- 無理のない設計にしたい
のであれば、
間取りを考える段階から構造を意識することが最も重要です。
これから家づくりを考えている方は、
間取りの段階から構造を意識できる建築士に相談することをおすすめします。
間取りのチェックや、相談、構造計算を希望の方は「お問合せ」よりご連絡ください。
-このブログを書いたスタッフ-
中西 良太
一級建築士
宅地建物取引士
AFPファイナンシャルプランナー
など
-業務-
住宅の設計・許容応力度計算・温熱計算・インテリアコーディネート
不動産業務全般
マイホームの資金計画やローン相談、その他ファイナンシャルプランニング業務全般
-コメント-
全ての住宅に安全安心を!と根拠のある設計で地震にとことん強い住宅を提供いたします。
-安全・安心・快適が見える家づくり-
富士市で「高気密・高断熱・高耐震」注文住宅を設計・施工する工務店
■ 広栄住宅一級建築士事務所
静岡県富士市比奈493-1
0545-34-1409
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